『孤高のグルメ』
ご存じだろうか?
Twitterからなかなか本人登録されず悲しんでいた俳優さん、私の大好きな「松重豊さん」が主演(井之頭五郎)を演じる、めちゃ面白ドラマだ。
ドラマか?ドキュメント?
もう、とにかく美味しそうに食べ、心の声があふれてくる。
その松重さんの心の声メインで、物語は進んでいく。
物語か?食レポ?
同じような作りのドラマ。
『ソロ活女子のススメ』
こちらもいい。元は「朝井麻由美さん」のエッセイだったようだが、そちらがドラマになった。
ドラマ?番組??
主演の「江口のりこさん」が大好きなのはもちろん、ナレーターの大塚明夫さんの声は最高である。ゲームでも映画でも大塚さんの声には幅広くお世話になっている。
個人的な神回は「ソロ遊園地」。
「津田寬治さん」がゲストで出てくるのだが、妖精扱いで笑えるし、なんとも冗談のようで哲学的なのだ。禅的ともいえる。
まったく乗れない絶叫系だが、無の境地に迫れるなら乗っても良いかなとさへ思ってしまった。
恐るべし、津田フェアリー
2つのドラマの主人公たち。なぜこうも私の心を鷲づかみにするのか。
幸せそうなのだ。
きっと幸せなのだと思う。
『Amazon.co.jp: 1%の努力 eBook: ひろゆき: Kindleストア』
この本で「ひろゆきさん」が紹介してくれる「壺」の話がある。
色々なところで引用されているエピソードなので、あなたも知っているかもしれない。
私もどこかで読んだことがあった。だいたいこんなエピソードだ。
大学教授が学生の目の前に壺を用意して、大きい石を詰めていって聞いた。教授「この壺は満杯か?」
学生「はい。満杯です!」教授は砂利を出して、振りながらいれていった。
教授「この壺は満杯か?」
学生は答えられない。一人の学生が「満杯ではないと思います」
教授は砂を出し、壺の中に入れていった。
教授「この壺は満杯か?」
学生「いいえ!違います!!」教授は水差しをだして、壺に水を注いでいった。
このエピソードで教授が伝えたかったこと。
「スケジュールが入っていても、やりくりでなんとか他のことも入れられる」
そうではなくて驚いた。
私は壺の話は知っていたのに、間違って捉えていた。
「人生において小さな砂、砂利のようなものを最初に入れていったら、
本当に大切な大きな石を入れることはできない」
『孤高のグルメ』『ソロ活女子』の主人公たちは、人生の楽しみ方を教えてくれる。
彼、彼女たちは自分の壺に、一番大きな石を入れている姿を私に見せてくれたのだ。
・・・・
うちのチビ(小学2年生)が、机で独りおやつを食べていた。
そっと相席しようとすると、
「お母さん、待って。今『孤高のグルメ』中だから!あっちいって」
遠くの影から眺めていると、確かにブツブツいっている。
お、そうきましたか
ビスケットの上に、まさかこれは、ミルクチョコ
う~ん、チョコだけ食べてもおいしい。いっしょに食べると・・・さいこうだぁ~
あるふぉ~とというのかぁ
松重さん、私の息子は自分の幸せを大事にしていく人生を選べるでしょうか。
それにしても、なんとも大きな石だこと。