グラクロデイズ

ゲーム「グラクロ」にハマる変な美人妻オルことミスオールサンデーの頭ん中

人の不幸で自分が楽しめなくなるあなたへ

グラクロの美人妻オルこと、ミス・オールサンデーです。
今回は、わたくしに向けた手紙とでもいいましょうか。

ちょっと気持ちの整理をしたいので、文章にいたしますわ。

● サバイバーズ・ギルトとは

「なんだか自分が生きているのが申し訳なくなってね」

と、その昔語ってくれたのは旦那でした。
旦那は阪神淡路大震災を経験し、周りの方が亡くなっていくのを見ていました。

役場に並ぶ棺桶。
治安が悪くなる町中。
家族を亡くした友だち。

「家が傾く程度で、ほとんど被害がなかったんやけど、それがなんか・・・罪悪感をうむというか」

サバイバーズギルトというそうです。

【引用】サバイバーズギルト
大規模な事件や災害などに巻き込まれた生存者が抱く罪悪感のこと。助かったことに感謝しつつも、犠牲者を目の当たりにした経験から、自分だけが生き残ってよかったのだろうかという自責の念にかられることをいう

【出典】google検索『スーパー大辞林』

● 楽しくしていることに罪悪感・・・

友だちが重い病気にかかった。
台風被害にあっている人たちがいる。

「わたし、のうのうとゲームしていていいんだろうか」

こう思うような出来事が重なっています。

セロリじゃないですけど、<育ってきた環境が違うから>騎士団の中でも様々な問題を抱えた人たちが、Twitterのグラクロ仲間でも色々なことに見舞われた人たちが集っている。

心を痛めるような話を聞くたび、

「自分がこんなことしてていいのかな」

そう思ってしまいます。

根っこの心理は「サバイバーズギルト」と同じなんだろうなって。

● この罪悪感を捨てたい


最近感じているのは、自分も含めた「人」の性っていうのは、基本フルカウンターなんじゃないでしょうかね。

人に出すものは必ず自分に返ってくる。
逆もそう。
自分に課すものは、人へも課してしまう。

自分に厳しい人は、大抵、人にも厳しくなる。
正義を貫こうなんて人は、周りにもそれを求めてしまう。

話を戻しますわ。

誰かの悲しい出来事を聞いて、自分が楽しくすることに罪悪感を覚えるなら、それを捨てる努力をしようかなって。今思っています。

理由はね。

わたくし、きっとこの罪悪感を抱き続けていたら、自分が残念な出来事に襲われたとき、きっと、人の幸せを妬む人間になってしまうと思うのよ。

「あんた、楽しんでんじゃないわよ」

は、言い過ぎか(๑˃́ꇴ˂̀๑)

結局、わたくしが抱いている罪悪感に関していうと、これって相手のためじゃないの。
なんていうかな、

・自分がどう思われるか気にした結果、の罪悪感だったり、
・自分の不幸で周りの幸せを妬む準備、の罪悪感だったり、

った感じかしら。

そう考えると自分のための罪悪感なんて、捨てた方がいいなって。
人のためのフリした自分のためなんて、どうでもいいわよねって。

自分のためなら、自分のために生きた方がいいって。

● サバイバーズ・ギルトはいらない

誰かが残念な気持ちでいても、自分まで落ち込まなくていいと思う。

人は、ただでさへ激動の世の中を生きているから、安定したものを求めていると思うのね。

荒波に崩れない不動の巨石。
何百年生きてきた神樹なんだろうか、と思えるような巨木。

わたくしは、グラクロというゲームの中の一団長にすぎないけど、

「オルさんは変わらないから安心する」

って言われたいじゃない。
そして、何より、もし悲しいことに見舞われた人がいて、こんな離れた場所にいる、文字だけの存在であるわたくしにできることといったら、

変わらず、ミスばっかりして、アホなこといって、みんなに笑ってもらう美人妻で居続けること、かな。


自分のいつもの変わらぬ言葉1つ1つが、大変な目にあっている人の気を紛らわしたり、ふっと軽くしたりできるなら、これほど幸せなことはないな、って思うのよ。

悩みを打ち明けてくれるあなた、くだらないお答えしかできなくてごめんなさいね。
悲しい目にあったあなた、寄り添ってるのか突き放しているのかわからないオルでごめんなさい。

オルは笑っています。
そして、笑ってもらっています。

最後に、いつもわたくしの周りで笑ってくれている団員のみんな、団長仲間、Twitter仲間のあなた、本当にありがとう。

病気でがんばっている人は、みんなの笑顔で支えていきましょう。

それでは、よきグラクロデイズを♪